海のポテンシャル

Potential of the Ocean

畜肉や野菜では採れないDHA・EPA、鶏肉や大豆よりも吸収性の高い良質なタンパク質、さらに、現代人に不足しがちなビタミン群やミネラル。

魚などの海産物には海の栄養が詰まっています。

優れた栄養価値

* 海産物の可食部100gに含まれる栄養成分値を同量の畜産物の栄養成分値と比べた場合

出典: 文部科学省(2023)『日本食品標準成分表(八訂)増補』

食べものをつくることは、地球環境に負担をかけることでもあります。

例えば、家畜の飼料を作るためには多くの土地と水が必要で、温室効果ガスも排出されてしまいます。

地球の約70%を占める海から得られる魚や貝などの水産物は、適切に管理することで、環境への負担を抑えつつ安定して供給できる食の選択肢として注目されています。

優れた環境価値

また、海洋生態系には炭素を吸収・固定する力があり、ブルーカーボンとして気候変動や海洋酸性化に立ち向かう鍵としても期待されています。

さらに、魚は優れた加工法にも恵まれています。

缶詰やフィッシュソーセージは、密閉して加圧加熱殺菌することで常温での長期保存が可能です。

冷蔵・冷凍するのに比べて、より少ない使用エネルギーで保存することができます。さらに缶詰はリサイクル率も高く、脱プラスチックの観点からも見直されています。

(出典:FAO. 2024. The State of World Fisheries and Aquaculture 2024 – Blue Transformation in action. Rome.)